ネオパークオキナワ|鳥のジュラシックパークみたいで幼児も楽しめた

初の沖縄旅行で海水浴以外に幼児が何か楽しめないかといろいろ考えた結果、まずは外せない「美ら海水族館」は早々と決定したものの、他にどこに行こうかいろいろ悩みました。

考え抜いた末に行先として決定したのが、

ネオパークオキナワ

いろいろな情報を見ると、ネオパークオキナワが好きな人、好きじゃない人のいろいろな情報がありました。行先を選ぶ時には、ネガティブな情報を中心に調べ、自分達家族にとって、その欠点が致命的なのか、我慢できるのかを確認してから行先選びをします。

不満足だった人のご意見を総合すると、下記のような感じでした。

<ネオパークオキナワに不満足だった人のご意見>

  • とにかく臭い
  • 老朽化が進んでおり、寂れている
  • 人の少ない時期に行くと貸し切り状態?
  • 餌を持っていると鳥が群がって、幼児が泣くことも。
  • 入園料は安いが追加料金が必要なところが多い

いきなり、ネガティブ情報をたくさん書きましたが、鳥を身近に感じられそうだった点と、夏季限定の昆虫フェスティバルが開催されていたことから、行くことに決めました。

1. アクセス

名護市に位置し、私達が宿泊したカヌチャベイホテルからは、車で20分くらいで到着しました。帰りはそのまま那覇空港へ向かいましたが、空港まで車で1時間半くらいかかったので、那覇市内に宿泊される方にとってはちょっと遠く感じますね。

美ら海水族館とは車で30分くらいの距離なので、美ら海水族館に行くついでによいかもしれません。

ネオパークオキナワアクセス

2. 入園料

ネオパークオキナワの入園料は比較的リーズナブルな価格設定となっています。

  • 大人          660円
  • 中人(中高生)     330円
  • 小人(4才~小学生)220円

また、軽便鉄道に乗りたい場合には、入園料に加え、下記料金が必要となります。

  • 大人(中学生以上) 660円
  • 小人(3才~小学生)440円

我が家は入園料+軽便鉄道がセットになったチケットを入口で購入しましたが、値段はセットになった方がお得だったと記憶していますが、いくらかは良く覚えていません、ごめんなさい。

3. 軽便鉄道

歩いて回るのもよいですが、お子さん連れの場合は軽便鉄道に乗るのもよいです。

「軽便鉄道」とは、大正3年(1914年)12月1日 に沖縄本島南部の那覇駅から与那原駅の営業が開始された沖縄の鉄道です。最初に導入された機関車を全長1.2kmの線路を走る園内一周ガイド機関車として再現しています。約20分間かけて、園内1周を周ってくれます。

ちょっと小さいものの、リアルなSLでした。

軽便鉄道

夏場は相当暑いので、水分補給の準備をして乗り込んだ方がよいです。時間は30分おきに出ていました。途中下車はできませんでした。

軽便鉄道時刻表

夏場は暑いので、窓がない後方の座席の方がよいと係りの人に勧められ、後方座席に乗り込みました。でも暑い…

鉄橋を渡っていく風景などは、なかなか情緒がありました。乗り込むときに100円で餌を買い、途中、1分間停車してくれた場所で魚たちに餌をあげます。なお、この餌は後で鳥達にあげることもできるので、無理してあげてしまう必要はありません。

軽便鉄道鉄橋

4. 徒歩で園内を周る

軽便鉄道で一周見れたのですが、やはり鳥達をもう少し近くから見てみようと、徒歩で園内を周ることにしました。

鳥達が区域をまたいで逃げないように、ネットが張り巡らされており、人間が区域をまたぐときは、二重の金網扉を開けて鳥達が逃げないようにします。

まさに、ジュラシックパークという感じの園内。

①フラミンゴの湖

扉を開けると、早速鳥達がお出迎え!ここで泣き出す幼児がいるというのもうなずけるくらい、近っ って感じに寄ってきます。(餌を持っているので当然ですが…)

迫ってくる鳥

餌をあげながら少しずつ進みますが、鳥達もついてきます。動物が苦手なお子さんだと厳しいのかもしれませんが、我が家の息子たちは餌を喜んであげていました。

付いて来る鳥達

夏休みというのに、出会った入園者は数組くらいなので、鳥達も餌を確保するのに必死!?

②水中トンネル

途中、水中トンネルをくぐります。水族館で綺麗な水の水中トンネルは経験したことがありますが、濁った水中のトンネルは初めての経験!

ある意味、これが自然な姿だなと思いながら、ちょっと気持ち悪いくらい大きな魚たちが回遊しているのを、しばし眺めました。ある意味、貴重な体験ですが、「寂れている」と感じる方もいらっしゃるのかもしれませんね。

濁った水中トンネル

③ふれあい広場

ふれあい広場で、巨大なゾウガメや、カピバラ、うさぎなど、小さい動物たちと触れ合うことができます。

4歳以上一人300円追加でかかるのですが、せっかく来たので入りました。

入口で200円のニンジンの餌を買い、6歳も3歳も怖がることなく、ウサギやカピバラに上手にえさをあげていました。

動物ふれあいコーナー

巨大なゾウガメさんです。

カメ

5. 昆虫フェスティバル

2016年7月23日(土)~8月31日(水)の期間限定ですが、昆虫フェスティバルが行われていました。

入口入ってすぐのネオパークオキナワ1階特設会場にて行われます。入園料とは別に、一人500円支払う必要がありますが、6歳と3歳の子ども達は虫が大好きで、自宅が東京なのでなかなか虫に触れる機会もないので、楽しみにしていました。

ネオパークオキナワ昆虫フェスティバル

一番の目玉は、世界最大級のカブトムシである、ヘラクレスオオカブト!

こちらは水槽の中に入っており触ることはできませんでしたが、実物を見たのは親も含めて初めてだったので、ちょっと嬉しかったです。

ヘラクレスオオカブトムシ

ヘラクレスオオカブトより良かったのが、「昆虫ふれあいの森」でした。

クワガタやカブトムシがガラスと網で囲まれた大きな一帯に飼われており、私達も網の入口から入って、カブトムシやクワガタを触ったり、つかんだりできるのです。

「昆虫どうしをケンカさせない」「昆虫はやさしくさわる」というルールはあるものの、カブトムシを持ち上げたり、クワガタに木片を挟ませてみたり、ゼリーを舐めているのを間近で観察したりできました。

昆虫ふれあいの森

6歳長男は、カブトムシやクワガタを持ち上げて大胆に触れ合っていましたし、3歳二男は、ツンツンといった感じに指で感触を楽しんでいました。

長男が「カブトムシは夜行性だから夜しか飛ばないよ」と言っていた途端、ブーンと羽を広げてカブトムシが飛んだので、長男は大興奮!ネットが張られているので、区域外に出ることはないので、貴重な飛ぶ姿も見ることができました。

帰りの飛行機の時間があったので、2時間強しか滞在できなかったので、暑いさなかに徒歩で一周周るのは結構ハードでした。途中、3歳児が「抱っこ~」となる場面もあり… 軽便鉄道が途中下車できて、徒歩での周遊コースも見どころだけをショートカットコースがあるとなお良かったのですが…

寂れた感じを楽しめて、鳥のフンの匂いなどもさほど苦にならない方は、一度行ってみると身近に鳥を感じられ、意外と楽しめると思います。

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