保育園の引き取り訓練|実際に会社から徒歩で帰宅

9月1日は防災の日。大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定された日で、この日を引き取り訓練にしている保育園や学校は多いと思います。

働いているお母さん達は仕事の都合がつけられるかドキドキしながら、また本当に災害になった場合どうしよう…とか、いろいろな気持ちでこの引き渡し訓練に臨んでいることと思います。

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1. 保育園での引き取り訓練は

我が家の子どもが通っている保育園では下記のような要領で引き取り訓練が行われます。

・子ども達は防災服・防災頭巾をかぶって避難訓練をする
・親は15時に災害が発生したと想定して、15時に会社を出て保育園に向かう
・保育園にお迎えに行って引き取り名簿にサインする(事前に引き渡しが想定される父母や祖父母をに登録)
・仕事の都合で迎えに来れない父母は、その旨を事前に保育園に伝えておく

年に1回、防災について親子で考えるキッカケを与えてくれるのはいいのですが、通勤時間が電車で1時間かかるのに、大震災の時に果たして徒歩で迎えに行けるのか、東日本大震災後は帰宅難民にならないように迎えに行ってはいけないというのが通説になっているので、実際の場合会社から留まるように指示が出るのではないかとモヤモヤしながら長男の時から通算6年間参加していました。

このような時に頼れる祖父母が近くに住んでいればいいのですが、我が家の場合、夫と私のどちらかが迎えに行かなければなりません。

2. 徒歩で帰宅訓練

今までは、仕事の都合がついて15時に会社を出れる日は15時に会社を出て16時お迎え、仕事の都合がつかない時はいつも通りの19時のお迎えとしていました。

今回は9月1日が金曜日だったので、多少無理をしても週末寝込めばいいと思ったので、電車が止まっていることを想定して、会社から徒歩で保育園まで子どもを迎えに行くことにしました。

距離:16㎞、所要時間予測:3時間10分

事前にグーグルマップで調べた所要時間は3時間10分だったので、15時に出れば18時過ぎには保育園に到着する想定です。

日頃運動を全くしていない、ぽっちゃり系の私が徒歩で3時間以上歩けるのか?

運動靴・紙の地図は予め会社に置いてあり、バッテリー充電器は毎日持ち歩いているので、準備も万端のはず!?

3. いざ出発、結果は?

15時に会社を出て、予め紙の地図に自宅までの経路を示していたものを頼りに歩きます。

実際の震災では、グーグルマップは使えないかもしれないので、紙の地図をメインで道を確認しますが、軽い地図にしたため、縮尺されすぎており、どこを曲がればよいかは時折グーグルマップに頼りながら進みました。

①一時間歩くと手の指がパンパン

日頃運動していないので、足首に違和感を感じ始めます。また、手の指と手の甲がパンパンにむくみ始めました。

日頃から足の浮腫みはひどい方ですが、手の指がここまで浮腫むのは尋常ではなく、グーパーをしたり、手を振りながら歩きました。

後から知ったことですが、水分不足も浮腫みの原因になるから、少しずつでも水分補給した方が良かったようです。

9月1日は曇で24度くらいと涼しかったので、途中でトイレに行くのが嫌だったので水分補給を控えていたことが一因のようです。

②二時間歩くと足の付け根が痛い

二時間歩くと足の付け根が痛くなり、足取りが重くなります。

電車の駅が近くに見えたので、途中リタイアするか…  悩んだ挙げ句、15分間くらいジュースを飲みながら一休憩しました。

「大震災が本当に起こったら今より厳しい条件で迎えに行かなければならない。今日リタイアすれば、本当の災害の時には迎えに行けない」と思い直し、歩き続けることを選択しました。

子どもが暗い中、他の子ども達がお迎えに続々と来ている中、保育士さんと二人で待っている姿を想像しながら…

③三時間歩くと股ずれを起こす

三時間歩き続けると、足は棒。もう惰性で一歩一歩前に進んでいるだけです。

おまけに股ずれを起こしたらしく、太ももがヒリヒリ痛くなってきました。汗をかいている太ももが擦れあったのか、目茶苦茶痛い。ちょっと太っているのが災いしたようです。

少しガニ股風に歩いて、太ももが擦れないように配慮しながら歩くも、既に炎症を起こしているらしく、地味に痛い…

誰にもこの姿は見られたくないくらい、ボロボロ…

④3時間40分で保育園到着

歩き始めて3時間40分、19時前に保育園に到着しました。

三時間過ぎての40分間は本当に地獄でした。

股ずれは痛く、足はもう上がらなくなっているにも関わらず、無情に存在する歩道橋。

だんだん暗くなる空。「早く迎えにいかなければ」という使命感だけてたどり着きました。

保育園で4歳二男を引き取ってその場にヘタヘタと座り込みたいのですが、子どもはお迎えが最後から数人だったことに怒っており、「抱っこ~」とかこちらの都合に構わず甘えてきます。

本当の災害であれば、ここから家に帰って倒れた家具とかを復旧してご飯を食べさせなければならないと考えると気が遠くなります。

4. 実際に四時間近く歩いて良かったこと

リアルに16キロの道のりを歩いて帰宅してみて、いろいろ分かったことがあったので良かったです。

帰宅難民にならないように帰らないで会社に留まるのが一番ですが、事情によりどうしても帰宅しなければならない方は一度試しに歩くことをオススメします。

①徒歩帰宅の厳しさを体感できた

16㎞歩くという実感がなかったのですが、実際に歩いてみて、運動不足の私にとってはかなり大変で限界だと感じました。

本当の震災の時には人ごみになり、今回のように自分のペースでは歩けないでしょう。

保育園児や小学生がいると早く迎えに行ってあげたいですが、自分が帰宅難民にならないかの見極めが難しいと感じました。

②道順を覚えた

震災時にはグーグルマップも使えないかもしれないし、倒壊とかあって通常の道でなくなっている可能性もあります。

だいたいの方向性やどこで曲がるかなどのポイントが分かったことは良かったです。

③危険な地域が分かった

海や川の側で海抜1メートルや2メートルという道路を歩いたりしました。

津波がきたら危険な地域を通らざるを得ないため、帰宅するとしても安全性を確保した後でなければまずいことが分かりました。また、木造の住宅密集地などは、火災が発生するかもしれませんし、川の橋を渡りましたが、これが崩落している場合は、更に長く歩かなければなりません。

実際に大地震が首都圏を襲った場合、16kmを無事に歩いて帰ることは難しく、帰宅困難者にならないよう、また自分の命を守ったり、地域の人を助けたりと、その時にできることをしなければならないのかも・・・と理論的には思いました。

実際にはなってしまわないとどのような判断をできるか全く自信がありませんが…

④コンビニや道幅などが体感できた

実際に歩いてみると、大通りでコンビニがたくさんある場所、あまりお店がない場所など、地域毎に特色がありました。

トイレ休憩できそうな場所のイメージが掴めました。

道幅も歩道があってもすれ違うのがやっとの広さの場所や、歩道すらない場所がありました。震災でたくさんの人が行き来すると、そのような狭い場所で渋滞になりそうで心配です。

5. 防災トイレを購入

年に1回の防災の日、引き取り訓練とともに、防災グッズの見直しを行います。

基本的には、水や米・そうめん・サランラップなどの日常品を多めに購入しておき、古い物から使うことにより、非常用専用の備蓄は少なめにしています。

以前は二男がオムツだったので、オムツを多めに買い込むことにより、いざという時には非常用トイレの吸水シートとして使用する予定でした。

今年は二男が4歳で完全にオムツ外れしたので、オムツで非常用トイレというのもできなくなったので、初めて非常用トイレを買いました。

非常用トイレセット(左)は、防臭袋まで付いているので臭いに対する安心感がありますが、金額が高いのと保管場所を取るのでいくつも買えない…なので、こちらは大人の大便用として利用する予定です。

子どものおしっこ用に凝固・消臭剤(右)を購入しました。

これらはトイレの上の方にある収納に入れることができました。トイレセットの方はかなりギリギリですが、入って良かったです。非常用のものを備えるのはいいのですが、置き場所に困るので、トイレ収納の上段は私では手を相当伸ばさないと届かなかったので、あまり利用できていなかったので、最適な置き場所です。

あわせて100回分となりますが、4人家族の場合、3日~4日くらいで使ってしまいそうなので、スマートトイレはサンプルが付いているので、このサンプルで特に問題がなければ、こちらはあと1袋買い増しをしようと思います。

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