長男が小学一年生になりました。入学してから1週間、ようやく音読の宿題が始まったくらいで、自宅では勉強らしい勉強はしていませんが、子どものひらがなの書き順が滅茶苦茶なのに驚愕…
共働きで子どもの勉強を見てあげる暇がほとんどないので、自律的に勉強できるタブレット通信教育を始めようかと思い、比較検討してみました。
1. 総合比較
まずは、価格や特徴・アピールポイントなどを纏めてみました。2017年4月現在の情報でまとめました。
各社の公式サイトのデータを基に作成しましたが、金額表記が税抜き・税込み、年払い・月払いが入り乱れておりましたので、税込み・年払いの記載がある場合は年払いに表記を統一しています。ご加入の際には公式サイトのリンクから最新の金額などをお確かめの上、お申し込みください。
タブレット通信教育は大きく分けて、専用端末を使用するものと、自宅にあるパソコンやタブレットを使用できるものと2種類あります。
専用タブレットのメリット
- 書く練習ができる
- 耐久性や機能などが、子ども向けにできている
- 子どもが自分のものという意識があり、親も安心して使わせられる
自宅のパソコンやタブレットを使用するメリット
- 月会費が比較的安いところが多い
- 無料で試せるケースが多い
まずは専用タブレットに拘るかどうかで選択肢が変わってきます。
専用端末でないものについては、お試しが無料のケースが多いので、上記のうちよさそうな通信教育の無料お試しをいくつかやってみて子どもの反応を見てから決める方がよさそうです。
参考として月額料金を載せていますが、対象の科目数が違ったり、紙の添削も付いていたりとサービス内容が各社違っているので、一概に値段だけでは比較できません。
下記特色をご覧の上、興味があるサービスに資料請求するかお試しをした方が、よりお子さまにあった教材を選べるかと思います。
2. タブレット通信教育の各社の特徴
① 進研ゼミ チャレンジタッチ
ベネッセが運営する進研ゼミ小学講座は、幼児期にこどもチャレンジを受講していた方がそのまま継続受講するケースも多いお陰もあってか、「タブレット学習 利用者№1」を掲げています。
利用者が多いというのが一番の安心です。また、子どもが続く仕組みが子どもが飽きずに続く仕組みが用意されています。
専用タブレットなので、書き順などもしっかりチェックしてくれるので、共働きママも安心です。また、タブレット講座でも、赤ペン先生による添削課題が年に3回あったり、勉強したポイントを貯めて「努力賞プレゼント」をGetしたり、勉強に絡むゲームなどがあったり、子どもが楽しむ仕組みが準備されているので、続けやすそうです。
専用タブレットを使用するのですが、6カ月以上継続受講すれば、専用端末は無料で提供されます。6カ月未満で退会や受講スタイルを変更した場合、端末代金として14,800円(税込)を支払う必要があるので、6カ月以上は続けないと損をした気分になります。
②スマイルゼミ
「まるで紙のような書き心地」と、ワンランク上の書く学びにこだわったタブレット通信教育を掲げています。
スマイルゼミには標準クラスと発展クラスがあり、発展クラスの小学一年生の月額は標準クラスより500円高く設定されていますが、「教科書の範囲を超えた問題を解くチカラを養い、標準クラスと比べて学習時間 約1.5倍」となっています。
難易度の高い問題に挑戦したいお子さまで、Z会は敷居が高いなとお考えの方はこの発展クラスもよいかと思います。
「みまもるネット」で日々の学習状況や単元別の得意・不得意などを詳しく確認することができ、また「みまもるトーク」でLineのように子どもを励ましたり、アドバイスが送れるので、共働きで忙しくても、電車の中で子どもにメッセージを送ったり子どもの応援ができます。
自分だけの「マイキャラ」を設定できるので、女の子とかはハマるかもしれませんね。
専用タブレットを使用するので、会費の他、1年間の継続利用を前提として、専用タブレット代 9,980円がかかります。
6カ月未満で退会した場合は、専用タブレット代金29,820円(税抜)、6カ月~12カ月未満で退会した場合、専用タブレット代金6,980円(税抜)がかかるので、ぜひとも1年以上は継続しないと痛いですね…
③スタディサプリ
一流講師による動画授業を見てから、復習をタブレットで行う形式です。
月額980円で全学年・全動画を見放題だから、先取り学習をさせたい場合には、非常にお得です。
塾だと、どうしても先生の教え方が上手かどうかの当たりハズレがありますが、スタンドサプリは一流の塾講師だから安心です。
小学校四年生からなので、長男にはまだ早いですが、もし中学受験をしたいと言い出したら、スタディサプリへの切り替えを検討したいと思います。
塾のオンライン講座を受講しながら、オンライン問題を解くようなイメージになります。
④デキタス
毎年、多くの受験生を難関大合格へと導く「城南予備校」や「城南医志塾」、成績保証の個別指導塾「城南コベッツ」などで構成される城南進研グループの講師陣が、監修をしているので、予備校・塾のノウハウが詰まっています。
1本につき2分~5分程度のユニークなアニメのようなキャラクター・ストーリーの授業画面をまずタブレットで再生します。
その理解度を試す問題をその後説く形式となります。
専用端末がなく、自宅のパソコンやタブレットを使用します。
私が重視している書き順をチェックできるかですが、小1国語の授業動画中で、一文字ずつ解説をしているものの、タブレット上をなぞって練習という形式の問題は搭載されておらず、実際にえんぴつで紙に書いて練習することになります。
⑤Z会
「東大・京大を目指すならZ会」と言われているように、難関校に強いと評判のZ会です。
小学校3年生~小学校5年生しかタブレット教材がなく、小学校1・2年生や小学校6年生がないというのがネックになります。専用端末ではありませんが、Z会対応iPad端末が必要となります。
学習内容は高度な内容が期待されるので、通常のタブレット通信教育では満足できない優秀なお子さんや、中学受験を目指すお子さんはチャレンジする価値はありそうです。
ただ、勉強に焦点を当てているため、勉強ポイントを集めるとゲームができるようになるとか遊び要素はなさそうなので、勉強を本当に頑張りたい子どもしか続くのが難しいかもしれません。
⑥ 学研ゼミ
月額 500円(税抜)~というのが今回比較した中で最安値。
もちろん、スマホの無料アプリでの教材には安さでは叶いませんが、学研の安心感がいいですね。
申込をした月の月末まで無料で利用できるので、月初に申し込みをした方がお得です。無料期間中は支払情報を登録しなくても利用できるので、自動的に有料になっている心配がないという親切な対応となっています。
学研が持つ70年のノウハウが詰まっている学習教材です。教科書対応で授業対策ができる「スマートドリル」や、ゲーム感覚で楽しく学習ができる「ワンダードリル」など、1サービスにつき月額500円(税抜)という手頃な金額から始められるのが魅力的です。
最新の2017年の小学生 タブレット通信教育事情について纏めてみました。小学1年生になった長男についてどれを始めようか悩みますが、我が家の場合、書き順を直してくれるのが一番先決なので、タブレット手書き機能で書き順間違いを指摘してくれるものを中心に資料請求して選んでいきたいと思っています。
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