大田区学童保育|公立学童保育の特徴と申込方法

来年小学校一年生になる長男。共働きを続けるためには放課後の居場所として学童保育にお世話になる必要があるので、学童保育について調べ始めました。

“保活”と違って意外と情報が少ないし、ここ数年民営化が加速し、いろいろな変化があるので最新情報などを大田区役所に問い合わせたりして確認した内容を本日は記事にしたいと思います。

まだ2016年度の資料しかもらえなかったのですが、2017年度の資料は10月末くらいに入手できるそうです。

1. 大田区学童保育の保育時間

下校時から午後 5 時まで(延長利用は午後 5 時から 6 時まで)
※一部施設では午後 6 時から 7 時まで延長保育を実施しています。

保育園が7時を過ぎても預かってくれるところが増えてきたにも関わらず、最長で7時までというところに、「小一の壁」を感じました。

会社では小学生になって子供が大きくなったら時短勤務ではなく、フルタイム勤務を期待されているような気がしますが、最長7時だと二男の保育園の送迎も考えると公立学童の場合、時短勤務を続ける他なさそうです。

2.利用資格

区内に在住か在学の小学1年生から6年生で、仕事や病気、家族の介護などのため、放課後に保育が必要な児童。

学校内で実施している学童保育は原則として当該校に通学する児童に限ります。

3. 利用料金

月額 4,000円(18時まで延長の場合 月額 1,000 円加算)

なお、民間委託施設の延長保育は、午後5時から午後7時となっており、利用料金等は各施設へ問い合わせる必要があります。

民間学童はフルタイムで預けると月に4~5万円くらいかかるところが多いのに比べ、破格の値段です。補助金などが出て運営されているので、保護者にはかなりありがたい料金となっています。

4. 入所順位

定員を超えた場合の選考方法は、両親の就労・疾病の状況によって順位を決め、決定されます。学童においても就労証明書の提出が必要となります。

保育所のように学童保育にも待機児童問題が発生しているので、”保活”ほどではないかもしれませんが、早めに民間学童も視野に入れて検討しておきたいと思います。

5.学童保育の種類

大田区の学童保育で一番分かりにくいのは、いくつかの種類の学童があることです。学童の種類と特徴について大田区役所に聞いた情報を纏めました。

②分室、④おおたっ子ひろば、⑤フレンドリー、⑥放課後ひろばはほとんど小学校併設であり、その小学校に在籍している児童のみを対象にしているため、実質的に選択肢としては下記三種類になります。

こどもの家は、北千束と東糀谷と西六郷の三か所しかありませんので、実質選択肢は、小学校併設か児童館かの2択になりそうです。

  • 小学校併設の学童保育 ②④⑤⑥
  • 児童館 ①
  • こどもの家 ③

①児童館

児童館にて行う学童保育です。大田区が運営しているもの、民間委託されているものが混在しています。小学校に併設ではないので、自分の足で通えるのであれば、どこを申込んでもよいようです。

児童館

小学校併設の学童とは異なり、校庭がないケースがほとんどなので、夏休みでも外遊びができないことが多く、体力の有り余った男の子だとちょっと大丈夫か心配です。

児童館事業も民営化が進んでおり、平成29年4月1日より大森西児童館、久が原児童館、萩中三丁目児童館の3児童館が民間に運営委託開始予定となっています。

民間に委託されると、延長保育が6時→7時に延長されるのがありがたいです。

②分室

大田区が運営しており、小学校内に併設されているものが多く、その場合、小学校に在籍する児童が対象となっています。

③こどもの家

大田区が運営しており、児童館の一種であるものの、地域の集会所にも使われており自治体に場所を提供しています。

こどもの家は、北千束と東糀谷と西六郷の三か所しかないため、選択肢にできる方は少ないと思います。

④おおたっ子ひろば

小学校施設内に併設していた幼稚園を地域の子育て支援施設としてリニューアルしたもので、該当する小学校に在籍する児童が対象となっています。学童保育室のほかに遊戯室、工作室、図書コーナーなどを兼ね揃えているようです。

⑤フレンドリー

大田区が運営する学童保育で、小学校に併設されているので、小学校に在籍する児童が対象となっています。もともと大田区の学童保育は児童館で実施されていましたが、受け入れ人数が増えてきたため、フレンドリーという小学校内に学童保育を作ってきました。

下記大田区のホームページに平成29年度は13施設で「放課後ひろば事業(一体型)」の運営業務委託を行うとなっているので、フレンドリーはほとんど「⑥放課後ひろば」へ移行することになりそうです。

⑥放課後ひろば

放課後の時間に小学校の中で共働き家庭等の児童が安心・安全に過ごすことができるだけではなくて、全ての児童が多様な体験・活動ができる居場所、それが「放課後ひろば」です。

定員なしで原則無料で参加できる「放課後こども教室」と従来の「学童保育」の一体型となった、新しい学童の形です。

運営は民間の事業者が行っており、学童保育としては延長保育が19:00まで可能となっています。

小学校に併設されているので、小学校に在籍する児童が対象となっています。

6. 学童探しの流れ

10月末くらいに、新しいパンフレットが区役所や大田区ホームページで公開予定と伺いました。

大田区ホームページ

2017年度から新規に民間委託される学童保育もあるので、10月末にまず新しいパンフレットを入手し、学童保育一覧を入手することから開始することになります。

その後、説明会が10月末から11月中旬に各施設にて行われる予定だと区役所職員の方から伺いました。説明会日程は大田区ホームページで確認できるそうです。

定員は各施設によって異なりますが、問い合わせたいくつかの施設は定員60名程度でした。

大田区学童保育についてまとめてみましたが、いかがでしょうか? 私の場合は、やはり最長7時というのがネックになるので、ちょっと高いけど民間学童についても選択肢に入れて検討する予定です。

民間学童についてはいくつか特徴的な学童について調べてみようと思っていますので、また記事を投稿したいと思います。

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